このケーキ、評判に違わずかなり良いです。
税込約1600円と手ごろでもあったので、家族と、友人、実家の両親にと3個をまとめて購入。みんなからとても喜ばれました。
直径が12cmなので、自宅に届いた時には「3個しかないから一つ足りないよ」と女房に言われてしまいました。4人家族に小さな箱が3つなので、一人分足りないと思ったようです。
私なりにおいしさを表現すると、
「フォークの通りが幾分重いくらい緻密に仕上げられた濃厚で口どけなめらかなチーズの層と、最上面の香ばしく味わい深い飴の層(キャラメリゼと言うそうです)が、紅茶を一口含むだけでじんわりと溶けて高い香りとともに口の中いっぱいに広がります。」とこんな感じでしょうか。
しかし、たった一つ問題が...。
それは、この丸いケーキをきれいに切り分ける方法が難しいということ。
同梱されている資料には、たしか「ナイフを十分に温めてから切ってください」という旨の注意書きがあります。
それをしっかりと女房に伝えて切ってもらったはずなんですが、出てきたお皿の上のケーキは、最上面の飴の層がボロボロに砕けて、チーズケーキの部分までもが潰れたりちぎれたりで悲惨な姿になってしまっていました。
原因はこの飴の層が結構厚くて堅いために、ナイフの温め方が足りなかったこと。
きれいに切れないのに強引に切り続け、結果...xxxなことになってしまったのは彼女の性格がなせる業として、本来刃物は熱するべきものではないというのが私の認識なので、恐らく私がやっても同じ結果になったことでしょう。
どの程度温めればきれいに切れるのかわりませんが、見た目はともかく、3人でとてもおいしくいただきました。
実は、ケーキが届いた時には長女は引越をして一人暮らしを始めた直後だったので、届いたことすら知らない彼女には悪いのですが、内緒で3人で山分けしたため数字が合わないという次第です。
いろいろつまらない話を書きましたが、チーズケーキ部分もさることながら、この切りにくい飴の層が私としてはこの上なく気に入りました。食べる直前まで「絶品チーズケーキ」と「沖縄」がイメージとして全く結びつかなかったのですが、それを完全に覆す正に絶品のチーズケーキです。